きょうのアドセンス
今日も安定している。
いつもと同じだ。
安定。
皆さんは、エルヴィン・シュレーディンガーという物理学者をご存知でしょうか?
「シュレーディンガーの猫」というのは、聞いたことがあるのではないかと想像する。
知らない方のために以下、引用する。
まず、蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。もし、箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。
何を言っているのか、わからないと思ったあなたは、正しい。
ラジウムだとか、ガイガーカウンターだとか、アルファ粒子だとか、難しいことを言っているけれど、実はそんなことはどうでも良いのである。
箱の中に「猫」を入れて放置してみたら、死んでいるのか、生きているのかわからない。
わからない(=観測していない状態)は、生きている。死んでいるが確定しない状態であるという風に、わからないことを難しく言いたいだけなのだ。
私は、彼が物理学者だとは思えない。
哲学者だろう。
1926年に、不確定性原理を表現したシュレーディンガー方程式なるものは、わからない(=不確定の状態)を数式で謳った詩のようなものである。
神はいるのか、宇宙人は存在するのか?こういったことをすべてシュレーディンガー方程式を使って表現ができるのだと理解している。
だから、なんなのだ。なんの役に立つのだろうか?
結局は、同じなのだ。
この毎日変わらないアドセンスのメッセージを見つめながら、
これが、生きているのか、死んでいるのか、わからない。
進んでいるのか、何も始まっていないのか?
結果を見るまでは、何もわからないのだ。
これを数式であらわしたところで、何も解決するはずが無い。
できることは、ただひたすら待つだけなのだ。